∞[TC][YC][WH]

*③Renovation from the ruins@

廃墟からのリノベーション!築45年鉄骨古屋を隠れ家Cafe風に。

○∞[TC][YC][WK]

*①Renovation style@
築45年の鉄骨の古屋。
現場調査の際には住み手を無くして数十年、廃墟同然でした。
祖父の残したこの古屋にこだわった建て主の希望にこたえるべく、FIDEAではこの難工事を完工。
懐かしい昔ながらの雰囲気を残しながら、隠れ家cafe風に仕上げました。
躯体の性能にはトコトンこだわり弱かった構造部分を補強、床暖房をいれ壁にはダブル断熱を採用して
廃墟だった古屋が夏は涼しく冬暖かい住まいに生まれ変わりました。

◯※

*①Before a renovation@
現場調査の依頼を受けた時は、住み手を無くして数十年、廃墟同然でした。築45年の鉄骨の古屋で元は縫製工場。
祖父の残したこの古屋にこだわった建て主の希望にこたえるべく、FIDEAではこの難工事を完工。
懐かしい昔ながらの雰囲気を残しながら、隠れ家cafe風に仕上げました。

建物の性能にはトコトンこだわり、弱かった構造部分を補強し、1階部分には床暖房を設置、壁にはダブル断熱を採用し全く断熱されていなかった建物を現代の省エネ基準に適合でさせ断熱力を大幅にUP。廃墟だった縫製工場が、夏は涼しく冬暖かい住まいに。そして、インダストリアルなデザインと融合し生まれ変わりました。

After a renovation

@④改装前の外観@

@④改装後の外観@

@④外壁等の剥離@

改修前の外観はモルタル塗りの外装でしたが、雨の日には壁の中央部から滝の様にムズが出て来る状態でした。随所で外壁の剥離が激しく何処から雨が侵入しているのか?わからない状態です。窓も昔のスチールサッシで、ガラス部分のシールが完全に劣化してしまい、ボロボロの状態です。
問題点は外壁の劣化に、無断熱状態による結露でした。デザインだけなら表面を変えれば安く済みますが、この問題は根本的な問題ですので「見た目重視」では駄目です。

そこで、外壁、屋根の断熱力強化、開口部の強化、そして、住み心地を考慮した床暖房システムの導入を提案しました。

外壁は外断熱工法+内断熱を採用し、外壁材はガルバリウム鋼板貼りとします。鉄骨構造にも手を加え補強してあります。耐震対策で有効なのは「建物を軽く造る」事です。ガルバリウム鋼板の外壁は軽く丈夫なので採用してあります。しかし、ガルバリウム鋼板一辺倒では、非常に無機質な外観となってしまうため、腐りにくく水に強い木材に高性能な塗料を塗り耐久性を高めた木材で優しくしてあります。

縫製工場を活かしたインダストリアルな内装デザイン

@④Industrial Design House@
元々の縫製工場の特徴を活かしつつ、生活できる快適な住空間に変化させるをテーマに設計してあります。インダストリアルデザインの室内空間とし、無骨ですが味わいのある空間に仕上がりました。

このインダストリアル デザインとは「工業製品のデザイン」という意味ですが、これを建築に取り入れ「工業的デザインを活かした建物創り」と捉えています。倉庫や工場等の古い建物をリノベーションすることにより再利用するのですが、この時に工業的デザイン部分を活かしデザインに取り込む手法です。

一般的な住居とは違う、新しい住居空間です。

今回は、鉄骨のトラス梁を見せることにより、縫製工場のイメージを残し、階段も鉄骨下地剥き出しの階段に作り直しています。

壁面、天井面にはブレスと呼ばれる鉄の棒が耐震面の関係で設置されていますが、それも表面に出し、少し荒々しい感じにしています。住居に余りにも荒々しい感じが全面に出過ぎないように、木製の壁を設けて少し和らげています。照明器具にも気を使い、昼光色の電灯はキッチン以外は採用せず、電球色の照明にしてあります。

PhotoGallery

TOP

MENU