サニタリーのリフォーム

@⑤洗面所をリフォームしたい@こう思っている人は多いかと思います。その原因の多くは@⑦風呂入口の床がブカブカしてる@と言う理由もリフォームしたい原因の一つ。上の見出しの画像はそうなってしまった写真です。

この現象が多く起こっているのは@①【在来風呂】@の浴室入口です。よくあるタイル貼の内装風呂ですね。もちろんユニットバスの入り口でもこのような現象が起きますが、比較的少ないような気がします。

*R@④では一体なぜ風呂場の入口床がブカブカしちゃうのでしょうか?”@@

答えは簡単で@①『お風呂から濡れた体で出てきてしずくが落ちるから』 『バスマットが湿気をおびたままだから』@ ここまでは、解り易い回答です。更に付け加えるなら@①『浴室の漏水』『洗面床下の換気の悪さ』@等も挙げられます。様々な原因でこの『浴室入口部分お床と枠』が悪くなります。これらを解決して長く快適に使えるようにするにはどうしたらよいのか?考えてみましょう。

長く快適に使えるようにするには?

長く快適に使うにはどうしたらいいのか?有効な方法や手段等は現状の状態や環境によりますので、複数の方法を提示してみます。

→④
●→床を腐りにくい素材に変える。

濡れても、湿気ても痛みにくい素材に変えることは有効な手段です。具体的には大判(300角以上)のタイル等に洗面所の主化全体、又は、入り口部分に貼るという方法があります。また、継ぎ目の少ない大判で撥水性の良い素材のフロアーを貼る。こうすれば水が付いても腐りにくくなります。但し、ただ床の上に貼れば良いというものでもありません。この辺りは重要なノウハウとなってますので、お問い合わせください。

●→浴室をユニットバスに交換する

浴室自体から水漏れしている場合が多々見受けられます。特に浴室内の”壁や床の隅”、”風呂桶とタイルのつなぎ目”、”タイルと入り口つなぎ目”等が漏水している原因の多くですが、浴槽したの排水部分自体からも漏水している場合があります。これは在来浴槽で正しい施工がされていても経年劣化で漏水してしまう場合があります。浴室の排水が漏水している方法を見つけるには

*R@③●浴室の外、基礎と外壁の繋ぎ目辺りにシミや水跡が無いか?@@
*R@③●洗面所辺りに点検口があれば、開けて床下のの臭いがしないか?@@
等があります。

●→浴室入口付近の床や枠、隅部にワックス等を頻繁にかける。

これが、一番長持ちさせる方法です。どちらかと言えばメンテナンスのアドバイスですね。車の外装を傷めないようワックスをかけるのと同じことです。床材・枠材の表面をコーティングしてしまえば水分の侵入を阻止する事ができるので痛みにくくなります。また四隅部や継ぎ目にワックス等のコーティング剤を刷り込んでおくのもポイント。表面だけコーティングしても四隅部から侵入してきた水分が材料の内部に回り込みます。メンテナンスしているのに悪くなるのは、この部分のメンテに気が付いていない場合が多いようです。


実際の改修実例

この実例は、在来工法の浴室で築20年ほど。浴室の床は合板の上にクッションフロアーが貼ってあります。数年前から浴室の入り口部分床がブカブカしてきました。あー結構ヤラれちゃってますね。

床に穴が開いてベコベコのブカブカで何時床が抜けてもおかしくない状態です。ユニットバスになってから、浴室入り口部分の痛みは大分少なくなりまいしたが、やはり水が付きやすい部分なのでそれなりの対策が必要となります。

現在の状況を調べ、どのようにすべきか?提案します。

床の状態も問題有りですが、洗面回りも使い易くスッキリさせたいと要望されているので、この際に洗面所をリフォームしてみたいと思っているようです。

では、その要望に応えるべく、余分な費用も掛けず、洗面所の部屋の大きさも変えずリフォームしたいと思います。

写真では既設の洗濯機がありますが、コレは一旦撤去して、他の場所で仮設として使用できる状態にしておきます。

現状の浴室はタイルで貼られた浴室で、ユニットバスではありません。この床が傷んだ原因は、人に付いてきた水が原因も多少ありますが、他に浴室タイル部分の角の部分やサッシ回りから漏水空いているのが原因と思われます。

今回は既設在来の浴室を解体しユニットバスに交換しませんので、既設の在来浴室の対策からしていきます。

浴室側のサッシ部やタイル目地を綺麗にしてからシーリングし気密防水性を高めます。次に浴室入口の傷んだ部分の床を撤去してみます。予想通りの結果でした。浴室側の気密に問題があり、浴室洗い場にかかる水が漏水して、サッシと壁の取り合い部から少しずつ漏水してこうなったようです。

傷んで腐ってしまった木材を撤去し修復します。このまま腐った木材部分を残すと腐朽菌等が発生し更に広範囲に木材を腐らせます。このまま残すことは出来ません。

洗面所の床は風呂場入り口付近以外は殆ど傷んでいないので、風呂場入り口付近の傷んだ場所のみを撤去することにします。

塗料を塗って耐水性を高めた補修部材で修復し、床を貼って床工事完了。この後に浴室入口の枠を新しくします。

洗面化粧台は、

*B@③Panasonic ウツクシーズW1200タイフ゜ LMヒ゛ューティーフ゛ラウンLM,タッチレス推薦、レッド3面鏡@@

その横の隙間にぴったりサイズの収納家具を制作し設置しています。FIDEAで製作した家具ですが、新規洗面台の扉材の色目とできるだけ同じ色目となる素材を選択して制作しています。

床はクッションフロアーから

*B@③耐水フロア 東洋テックタ゛イヤモント゛フロアー 7000ホワイト@@を貼っています。

3日程で洗面所リフォーム終了。収納スペースも増え、洗面化粧台も機能的なものに交換し使い勝手を大幅に向上させています。

この様に水周りのリフォームもしています。ただ悪くなった部分を交換するだけではなく、悪くなった原因を追究し、その対策方法を説明して複数ある選択際の中から、ご自身に合ったものを選択して頂き納得していただいてからリフォームに取り掛かっています。

業者側からの一方的な提案をされ、良く解らないまま進めていき、自分に合ったものでは無いものを提供されたという事案もよく耳にします。

FIDEAでは、多種多様な選択肢の中から、お客様の話を聞きその要望に一番最適なものと、比較対象検討できるものを一緒に提案させて頂いております。

また、今回のような水周り事案については、できるだけ早い対処をする事により、費用が安く済む場合が実際には多いのが現状です。少しでも「おかしいな?」と感じたら、当社にお問い合わせください。見積もり・調査は無料で承っております。また、無理強いも当社の営業方針としてしていませんので、お気軽にお問合せください。

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