現在Fideaでは、郡上市にてNPO法人HUB GUJYOと共にテレワークセンターを工事中です。テレワークセンターとは、通信環境やセキュリティ等のオフィス環境が整った施設(共同利用型オフィス)の事で、在宅勤務の代替スペースとして集中した業務の実施、モバイルワークの拠点として移動時間の短縮や時間の有効活用及び顧客に対するサービス向上等が可能となります。(国土交通省HPより)
岐阜新聞 2017年1月11日の【地方総合】欄に、このテレワークセンターの記事が掲載されていました。この工事の設計・施工をFIDEA C.D.Oでおこなっています。(現在工事中)
@⑦改装前の画像@
@⑦テレワークとは?@
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方です。
@⑦テレワークの主な形態@
@①◆雇用型…企業に勤務する被雇用者が行うテレワーク@
・在宅勤務
自宅を就業場所とするもの
・モバイルワーク
施設に依存せず、いつでも、どこでも仕事が可能な状態なもの
・施設利用型勤務
サテライトオフィス、テレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とするもの
@①◆自営型…個人事業者・小規模事業者等が行うテレワーク@
・SOHO
主に専業性が高い仕事を行い、
独立自営の度合いが高いもの
・内職副業型勤務
主に他のものが代わって行うことが容易な仕事を行い
独立自営の度合いが薄いもの
@⑦テレワークの意義・効果@
@①◆少子高齢化対策の推進@
人口構造の急激な変化の中で、個々人の働く意欲に応え、その能力を遺憾なく発揮し活躍できる環境の実現に寄与
女性・高齢者・障がい者等の就業機会の拡大
「出産・育児・介護」と「仕事」の二者選択を迫る状況を緩和
労働力人口の減少のカバーに寄与
@①◆ワーク・ライフ・バランスの実現@
家族と過ごす時間、自己啓発などの時間増加
家族が安心して子どもを育てられる環境の実現
@①◆地域活性化の推進@
UJIターン・二地域居住や地域での企業等を通じた地域活性化
@①◆環境負荷軽減@
交通代替によるCO2の削減等、地球温暖化防止への寄与
@①◆有能・多様な人材の確保生産性の向上@
柔軟な働き方の実現により、有能・多様な人材の確保と流出防止、能力の活用が可能に
@①◆営業効率の向上・顧客満足度の向上@
顧客訪問回数や顧客滞在時間の増加
迅速、機敏な顧客対応の実現
@①◆コスト削減@
スペースや紙などオフィスコストの削減と通勤・移動時間や交通費の削減等
@①◆非常災害時の事業継続@
オフィスの分散化による、災害時等の迅速な対応
新型インフルエンザ等への対応
近年働き方が変わってきています。この様なスタイルの仕事場が増えると、時間場所に関係なく働くことが可能な職種に方には重宝しますね。
@⑦改装中@@
縫製工場を昭和の初めに移築し、近年、地ビール工場になった建物です。とうぜん断熱もされておらず、夏は暑く冬は寒いといった建物環境でした。今回はテレワーク(事務所)に改装するという事なので、このままの断熱環境では過酷な作業環境空間となってしまいます。快適にテレワーク活動をするには、この問題を解決するしかありません。
建物全体を断熱してしまえば良さそうなものですが、かなり大きな建物なので、断熱改善をするには多額の費用がかかってしまいます。FIDEAでは、コストを下げ断熱環境を改善する案を提唱し、現在に至っています。
また、昭和以前の建物(木造)を利用しているので、古き歴史を感じさせる室内空間を意識しています。@④WAREHOUSE STYLE@インダストリアルとヴィンテージな雰囲気を残しつつ、現代の技術を織り交ぜた空間に仕上がるよう心がけています。
Fideaでは住宅の断熱・気密環境改善(リノベーション・リフォーム)で得た知識を動員し設計・施工を行っています。今後は事務所・作業場等でも断熱・気密化して労働環境を改善しEcoに貢献すべき時代が来ていると感じています。