郡上テレワークセンター

テレワークセンター。一体何の事でしょうか?
@⑦市の地方創生先行事業@
パソコンなどを使って、場所や時間の制約を受けない働き方「テレワーク」ができる拠点「モデルテレワークハウス」の事です。Iターン、Uターンしてきた人達が、快適に仕事ができるようインターネットの利用環境を整え無料公衆無線LANサービス「WiFi」(ワイファイ)を使用できるようにし、複数の人が共同利用するシェアオフィス、他業種の人とも同じスペースで働ける広い場所を提供しています。

建物は元紡績工場

このプロジェクトの概要を説明してもらい現地を視察したのは2016年3月の事でした。案内されたのは郡上市内にある元紡績工場跡で平成元年頃には郡上地ボール工場とレストランに改装され、その後は特に使われなくなった建物です。

放置されていた期間が長く、何もメンテナンスされていなかった為、老朽化等によって朽ち果てていました。この建物を「予算内でテレワークセンターに改装する。」FIDEAにとって得意な分野です。ここからIDEAをスケッチし始めます。

問題点や要望としては
●→老朽化
●→雨漏れ
●→紡績工場の跡を生かしたものに
●→暑い寒い
●→シェアオフィス・大会議室・小会議室・個別オフィスをどう配分するか?
●→予算
等々の様々なものがあり、PLANを練っていきます。

大まかなPLANを3Dパースで再現し検討を重ねています。

通常では見ることにできない視点から検討してPLANを練っていきます。

2次元の図面を作成し、3次元で立体的にして、この様な感じで、存在し無いものを再現し検討を重ねイメージを固めていきます。古い建物で紡績工場を昭和の初めに移築し、その後地ビール工場に変わり古き良き時代の遍歴を感じさせ、尚且つ最先端のノウハウを取り入れていったつもりです。

2017年2月26日に開所式式典があり、本格的にGUJO TELWORK CENTERが始動しました。式典では郡上市 市長も参加されこのテレワークセンターへの期待度、関心度の高さが伺えます。また、式典前日から行われている地元有志のグループによるワークショップも開催され、Iターン、Uターンに地元の若い人達がこの街を魅力的にしていこうと数々のプロジェクトを発表して大いに盛り上がっています。

また、このテレワークセンターの本質である、ICT(情報通信技術)を活用したデモンストレーションがあり、シンガポール、東京の渋谷の街かど、北海道、徳島と、ここ郡上を同時に結んでの会議等が行われ、シンガポールからは、まるでアンドロイド?私は「棒人間」と呼んでましたが、iPadを設置したセグゥエイのようなものが自由に動き回り、話し聞き移動する現場を目の当たりにして大変驚きました。小さいころ夢見ていた未来が現実になって、今ここに現れています。

このような事業に関われFIDEAとしても大変貴重な経験をさせて頂きました。関係者の皆さんにお礼をここで申し上げます。

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