駅舎公園の北側にあるこの住まいは、「遊びゴコロたっぷりの自然派住宅」です。この場所が見つかるまではFIDEAに何度も土地の候補を見てもらい、ライフライン、法的な問題点や周辺環境にこの土地を生かしたワクワクするようなPLANを何度も書てもらい、「もうここしかない！」と感じて夫婦共に住まいを建てる決意をしました。

FIDEAを選んだ理由に、住宅展示場をたまたま見学した事から始まります。この展示場が、斬新な間取りや豊富なアイデアをもとに一点物のオリジナルパーツやアイアン階段・手摺等と他では見た事が無い構成に驚くと同時に、「ここなら、漠然としている住まいの希望をかなえてもらえるかもしれない」と思ったそうです。

コダワリの詰まった家　家族だけのスタイル

出来るだけシンプルかつ個性的なデザインの外観を。
という要望から、2階は東西に分かれた大屋根形式の切妻屋根。下屋部分はシンプルな片流れやねとして、軽やかでシャープに見える板金屋根を採用しています。瓦タイプも検討をしましたが、シンプルかつ個性的な外観委は板金屋根が似合います。また、建物の高い部分の重量を押さえる事により、耐震性も上がっています。小さな子供が転びやすいのは頭が重いからという理屈で、軽くすれば地震時に建物上部が揺れにくくなり、振り返しの振動も少なくなり地震時の揺れ開始回数が少なくなるので、主要接合部が破壊されなくなります。

破風・鼻板は板金巻をする事により、経年劣化による破損が押さえられます。軒天は木製の板貼りに自然塗料を塗布してあり、温かみと高級感をUPします。

外壁は2重断熱の外断熱工法に特殊な左官仕上げで、外壁の再塗装という住んだ後のメンテナンス費用が無くなりり、住んだ後のメンテナンス費用が大幅に削減されます。また、左官職人による塗り壁は近年一般的になってきたサイディングと大きく異なり、高級感が大きく増し、目地等も無いのでスッキリとした外観に仕上がります。

サッシは全て樹脂製断熱ガラスサッシとなっており、建物の熱環境を安定させ、省エネルギーに貢献しています。住んだ後も、光熱費のランニングコストを大幅にダウンする事ができ、家計に優しい住まいになります。

この建物のUA値は0.53W/㎡·KとなっておりHEAT20　G1グレードとなっています。
（お客さの希望や予算によって、このUA値は変わる場合がありますが、弊社の標準はHEAT20　G1グレードとなっています。）

弊社のスタンダード　デザインを基に考えられたこの住宅は、熱環境だけではなく構造からの耐震性はもちろんの事、FIDEA最大の特徴である、屋根裏空間の撤去も取り入れ、木造住宅でありながら、金属、ガラスも取り入れ、各部のデザインやバランスを慎重に検討し作りあげられています。

熱環境や耐震性にバリアフリー機能といった、現代の住宅に求められている要素はもちろんの事、他の住宅メーカーには無い、オリジナルオーダーメードの各部位もちりばめられ、建築関係側の独りよがりではない、お客様の拘りを大切にした作りとなっています。

遊び心を取り入れる

子供のコレクション？いえいえ、家族のコレクションです。
リビングに設けられたコレクションの棚。家族のコレクションを家族が一番集まる場所にカッコよく違和感なく飾れるようにしています。透明の大きな扉は中にある物をクッキリハッキリ見えるようにし、埃等から汚れないようにしています。この透明の部分はガラスではなくポリカ―ボネード製でガラスの数倍もの強度があり割れるようなことは滅多にないので、室内での大きなガラスは危険で心配といった事も考えずに済みます。

2階のホールは子供の遊び場？トレーニングルーム？
壁にボルダリングが出来る壁を設置して、自由にクライミングホールドが取り付けれるようにしています。高さは３ｍ少しあり、上手く到達できればLOFTにここから登る事も出来ますね。これも屋根裏空間を無しにして全て室内空間としているFIDEAの家ならではですね。

さらに2階のホールは昔懐かしの雲梯（うんてい）があります。？
これも、FIDEAで制作しています。初め「雲梯」と聞いた時「？」と思いましたが、これは雲梯だけの機能ではありません。実は室内干しの物干し掛けとしても活用できます。LOFT下の天井面に「雲梯+物干し掛け」と、聞いてるだけでワクワクしてきます。

音楽を楽しむご主人は「家を建てるのであれば、音楽を楽しめるようにしたい」と願っていたそうです。PLAN段階で削られたり、復活したり、小さく狭い部屋から、広い部屋へと変わっていき、「ここだけは、僕の世界にしたい」と願う内に出来上がりました。この部屋をデザインする段階で　～この部屋のテーマは何？～　と質問した所、意外な事恵が返ってきます。
「Budweiser （バドワイザー）」
かなり難解な答えでして(笑)。とにかくバドワイザーに似合うデザインにしよう。という事でこうなりました。
全体的にこの部屋だけはシックでオールド感のある雰囲気にしています。またテーマ「Budweiser 」をそのまま部屋のロゴにする為、イギリスから巨大なBudweiser ステッカーを入手！部屋の壁にドォーンと貼られています。どう見てもバドワイザーな部屋ですね（相当ベタですけど）
遊び心はこの辺りで留めて、音楽を大音量で聞きたい、楽器を思いっきり鳴らしたい、と言う要望は音楽隙にとっては必ず叶えたい要望です。入口は何時も「引き戸」にしていますが、防音性を考えるとドアになります。壁は2重断熱のおかげで、壁内部に防音材も兼ねた断熱材が入っており、音楽スタジオ並みではありませんが、かなりの防音効果があります。更に防音・静音するとなると壁に吸音材を張るしかないのですが、今回はそこまでしていません。

FIDEAが考える住宅とは

FIDEAでは、1件として同じ家は建てません。それは、建てる方自身が全て違うように、建物も同じではダメだと考えているからです。そして

＊①
→③
●→本物材料を多用した造り
　　　　　（本物だけが長く丈夫に使える）
●→高気密・高断熱
　　　　　（次世代省エネ基準対応）
●→地震対策
　　　　　（制振ダンパーによる揺れの制御）
●→デザイン性＠
　　　（FIDEA　STYLE　個性的なデザイン）
●→総合企画
　（建物だけでなく、敷地内全てのデザイン）
＠＠

手掛けています。