一見普通の家に見えるが?
実は伝統和風工法「板倉」を現代風にアレンジした「現代民家」なんです。
@⑦FIDEA×板倉の家@
これぞ木造住宅!と言わんばかりの木材を贅沢に使用した住宅です。写真を見て解るように建物の外壁側は全て木材の板で覆われています。しかも薄い板ではありません。厚み3cmの板で隙間なく覆われているのです。まるでログハウスのようですが、「木」、「木」、「木」といった感じにしない様にデザインされています。
また、建物の構造材が見える様にデザインしているので、構造体に異常があった場合は直ぐに目視で確認できます。長年木造住宅に携わってきた経験から、構造対を隠す内装仕上げの場合、新築より数十年後に点検すると梁と柱、梁と梁等に隙間が出来て接合部の補強に入れている金物が「ガタガタ」になっている場合があります。長年の乾燥状態によって木材が収縮して起きる現象です。
現代では乾燥材と言われる木材で建てられていますが、その乾燥材の含水率(木材に含まれる水の量)は20%台です。しかし、建てられた後は更に感想が進み7%~8%台まで感想が進みます。木材内の含水率が減ると木材は収縮してしまうのです。これは木材の特性ですので仕方がない事ですが、大きな問題でもあるのです。
その為に、構造体を室内のインテリアの一部としてデザインし、目視できる状態にして、問題があればレンチで絞めて正しい状態にすることができます。住まいは一生すむものです。全くメンテナンス無しというわけにはいきません。
*①GENDAI MINKA@
▽⑤「板倉造り」▽
古来からある伝統和風建築であるを現代風にアレンジ。外周壁を厚い板で全面に覆い、地震時の耐久性をUP。更に同じ広さの空間でも10cm~20cm部屋が広くなります。
▽⑤「パッシブソーラー」▽
屋根の庇を深くし、夏の直射を避け、冬は暖かい陽射しがリビングの奥まで入るようにしており、パッシブソーラーの考えを取り入れています。更に深い庇はあめがや雪が降っている時に車を出ても濡れずに玄関まで行くことが出来ます。
Fideaオリジナルの登梁工法
登梁工法とは、2階の梁を屋根形状に合わせ傾斜させる工法です。昔からある工法ですがFIDEAでは、この工法を更に進化させ独自工法としました。この工法のメリットは
屋根裏が無い
という事です。「屋根裏が無い?」ということは、今までの2階の部屋に天井を貼るといった見慣れた光景にはなりません。屋根裏にもお客様は費用を費やしています。しかし、殆どの建物は費用をかけているにも関わらず「全く使っていない空間」となっています。これは大変勿体ない事ですね。建物の大きさにもよりますが、屋根裏空間の大きさは2階の床面積と同じ大きさ。更に、高さは人が立って歩けるぐらいの場合もあります。
さて、屋根裏が無く、大きな空間を確保していますが、そのまま空間だけでは満足できません。
このスペースを利用して「LOFT」等を作ってみてはいががでしょうか?LOFT空間をつくる事によって、部屋の様相は大きく変わり、更に楽しく使える空間となります。子供部屋に設置してベッドルームにする。物置として使用する。といったように、使い方はあなた次第です。
大人な使い方としては、そのまま大空間とします。2階の天井高さは3mを超える雄大な空間へと生まれ変わり、今までに体験した事の無い部屋へと生まれ変わります。
この工法は、都市郊外の土地面積にゆとりがある場合にも良いですが。本当の成果を出すには都市部のゆとりの少ない土地に建てる住まいではないでしょうか?今まで使っていなかった空間を最大限引き出し、一見小さな家は大きな余裕のある住まいに変身します。
巨大なLOFT空間は小さく建てて大きく住むことができます。
巨大なLOFT空間は部屋を大きく使うことが可能です。
▽⑤「アイランドキッチン」▽
アイランドキッチンはキッチンを取り囲むように食事の準備ができ、家族みんなが参加できるキッチンです。さらにキッチンの奥には洗い場のついた勝手場を設け土もの野菜の管理や普段使わない道具や用品を収納できるようにしました。
▽⑤「古家具をリノベーション」▽
古い味わいのある家具をリノベーションして使用しています。建て替え等で、想い出の家具等をそのまま使用しても良いですが、少しリノベーションして使うことも考えてみては如何でしょうか?思いもよらぬ再生活用ができるかもしれません。
▽⑤「真壁 漆喰塗りの壁」▽
和風で落ち着いた雰囲気を醸し出している要因は何でしょうか?構造材として使われている太く安心できる梁や桧の無垢の柱に、純白の漆喰、そして無垢のフロアーです。日本人の心に響く伝統建築。それを現代の技術で受け継いで更に良いものにしてます。
▽⑤「他と何が違うのでしょうか」▽
FIDEAの家は、他と何が違うのでしょうか?工法等多少の違いはありますが、大きくは変わりません。では?何?
細かな部分のデザインが大きく違います。
ディテールの細部を煮詰め、機能的で合理的、コストパフォーマンス、そして見た目の美しさにこだわっており、同じ設計図でも、FIDEAで建てた場合は明らかに違いが発生します。同じようで同じでない。こだわりを持った方であれば、ひと目で解ると思います。
▽⑤「年月をかけて良い状態に変わる家」▽
年月を重ね、家族の歴史を感じさせる、愛着の湧く家を造るお手伝いをFIDEAではしています。殆ど建材と言われるものは使用していません。本物を大切に長く使いたい方に住んで欲しいと願っています。